帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

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 母乳育児をやめた。
 と言っても、元々出が悪かったのでミルクとの混合だし、完全切り替えと言うわけではないのだが。
 ぽんきちを産んだときの産院は、母乳育児をあまりケアしておらず、私ものんきに「まあどうせ出ないだろう」と高をくくっていたのだ。私の右胸は、幼い頃の病気によってできた傷のため、ほぼ「ない」と言っていい。触れることすらされたくない感じなのだ。ぶっちゃけた話、夫もそっちは触ってません。
 で、ぽんきちが産まれてすぐ、一応看護師さんに「母乳マッサージってどうやるの?」と尋ねたところ、「Squeeze!!」と高らかに一言、そして笑顔のままドアは閉まった。ま、いいか、そんなに必死にやっても出ないもんは出ないわねと、私もそのままにしてしまった。
 ほかの看護師さんが「とにかく赤ちゃんに吸わせることが一番だから吸わせてみて」とこれまた笑顔で、ぽんきちの頭をむぎゅうと私の左胸(まともなほう)に押しつけ、「吸いなさい!頑張るの!」みたいなことを言っていて、育児は戦いなのだ!!と拳を握りしめたりしたものだ。
 残念ながらぽんきちは乳を吸う気力に欠けた子で、すぐに諦めてくたっと元気を失ってしまい、ほんの少々の初乳を飲んだ以外はほとんど私の母乳に口を付けていない。
 初乳飲ませたからいっかー、と私もさっさと諦めた。まず人工栄養だろうとなんだろうと、ぽんきちの元気のないのをどうにかせんと、と焦ったのだ。

 ところが帰国してお世話になった日本赤十字病院というところは母乳育児を推し進めていて、ぽぽんたを産んだときは様子が違っていた。
 本当は一番近い産婦人科で出産する予定だったのだが、小児の頃から血糖値が高い私は総合病院での出産を薦められ、母乳のことなど何も考えずに日赤に赴いたわけだが、結果的にはこれが大正解だった。
 ぽんきちと違ってぽぽんたは手足が細い癖に母乳を吸う気持ちだけは思いっきり強く、出なかろうと咥えにくかろうと、絶対に私の胸から口を離さない。抱えて立ち上がっても食いついたまま離さず、意地でも私の体から養分を得ようとしているみたいだった。
 もしかして出るかも、と、看護師さんに、実は前回の出産の時に母乳育児を諦めまして、しかも片方はどう考えても出ません、ですがこの子は吸う気になってくれてるんです、なのでちょっと頑張ってみたいんですけど、と伝えると、それはそれは励ましてくれ支えてくれ、時間で交代になるたびに新しい看護師さんが「おっぱいどですかー」とケアしてくれ、マッサージの仕方、やってはいけないこと、全てきちんと私に伝授してくれた。
 結局ぽぽんたが諦めずに食いついてくれたのが一番大きかったのだけれど、それなりに出るようになっていたのだ。本当にありがとう日赤。
 時間が経つにつれて混合にしていたのが悪かったのか、やはり出が悪くなってきてしまっていたが、とりあえず納得した。うん、やるだけのことはやった。
 少なかったけど、ぽんきちを相手にするために割いてやれない時間のぶん、少しは君のためにできることがあったよ。でも出なくて飲めなくて辛そうだから、君のために母乳をやめます。
 真夜中に私の胸に食いついたまま寝てしまっている君の顔を見られなくなるのはとても残念だけれど。

 ミルクを飲んでいるぽぽんたを見てぽんきちは「おっぱいは?」と不思議そうに尋ねたので、「もうやめることにしたの。アンタおっぱい飲みたかった?」と冗談交じりに尋ねると真顔で頷かれた。
 3年前のことは仕方がないとしても、今咥えられたら千切れます。織田信長じゃないんだから。
 さーて酒飲んじゃおうかな!
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by bakiwan | 2008-02-27 13:41 | お子さん方のこと。

オトウト の お話。

 バッキーが死んだ。
 ヤツは今年の夏に16才になる予定だった雄のシーズーだ。
 ずいぶん前から弱り始めていて、母は食べ物に気を遣ったり、お医者さんで貰った薬を飲ませるのに苦労したり、ずいぶん献身的に面倒を見てきた。家族だからねえ、と何度も何度も言っていた。私とバッキーの話をするとき、いつも私たちは「オトウトは?」とヤツのことを呼んでいたのだ。
 ぽんきちが生後6ヶ月で初めて日本にやってきたとき、バッキーは玄関に向かい、ぽんきちを守るように座ったまま動かなかった。人がぽんきちに近寄ると、低いうなり声をあげることすらあった。ヤツも姪を守らねばと思っていたのかもしれない。
 次に1才のぽんきちと会ったとき、あんなに面倒を見てやったのにしつこく追い回され、怒るかなあと心配していたら、困った顔をして私の後ろに逃げてきた。頭の良いヤツだったのだ。

 ぽぽんたが産まれ、私は二人目の姪をバッキーに見せてあげたけど、バッキーはもうわからないみたいだった。
 いつもなら私の声を聞くなり奥から飛び出してきて、においを嗅いだりはねたりして喜んでくれたのに、「おい、バッキー、アンタの姪が産まれましたのでご挨拶ですよ」と言ってもうつろなままだった。ずいぶん長い間、具合が悪いのを我慢して、心配する母のために頑張っていてくれたのだと思う。
 夜中にトイレに行けずにそそうをしてしまうバッキーのために、何度もなんども起きて看病をしていた母の体力ももう限界だった。このままでは母が倒れてしまう、と父がうちに相談にやってきて、まさに今日、かかりつけの内科を持たない母をどうやって病院に連れて行こうかねえ、と相談していた矢先だった。
 調子悪いんだから一度お医者さんに見て貰おう、と言うのに、でも今留守にしたらバッキーが、と動かなかった母を案じたのだろうか。

 目が大きくてふさげないんだ、と力なく笑う母が抱いていたバッキーは、よそ様の話と同じように、今にも起き上がって「嘘だわーん」とか言いそうだった。
 バッキーねんねしてる?と聞いたぽんきちに母は泣きそうな顔で「うん、ねんねした」と答えたが、ぽんきちは再度目を薄く開けているバッキーを見て「ねんねしてないよ、何話してるんだろって言ってる」と笑った。
 でも、血流が悪くなって毛が抜け落ちてしまったしっぽは力なく垂れ下がっていて、足も固まってぴんとしたままだった。
 ちょっと母が仕事をしている隙に一人でそおっと逝ってしまったバッキーのことを考えると、どうにもやりきれない。
 あんなにいいヤツだったんだ、きっと天国に行っただろうなと思う。こういうときだけ、私は天国とか言っちゃうんだ。でも言うんだ。今頃下界を見てため息ついてるよ。たぶん。
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by bakiwan | 2008-02-15 17:08 | 日本での生活などを
ぽんきちが風邪をひいた。
熱が少々あるので念のため病院に行って解熱剤と鼻水止めを貰ってきたのだ。
インフルエンザでなくて良かった・・・。いやぁしておくもんだね予防接種。
一方ぽぽんたはいつも騒々しい姉が大人しいのを察知したか、やけに機嫌よく喋り倒している。絶対休めないように出来てんだね。うわぁ両方起きてる・・・

やれやれ。
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by bakiwan | 2008-02-12 14:38 | お子さん方のこと。

えー、深夜4時25分です。

毎日眠いんである。
いつぞやのぽんきちインフルエンザ以来の携帯アップ。今横にぽぽんた。
腹が減る時間なので起きたのだけれど、また寝ちゃったんで調子に乗って携帯あけたのだ。
あ、起きた・・・

じゃまた★
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by bakiwan | 2008-02-09 04:34 | お子さん方のこと。