帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

ロンリーぽんきち。

 いつの間にかわたしぁ7ヶ月の妊婦になっていた。どうも数え方がいまいちよくわからん。
 そろそろお産の準備をしないと、と祖母がせかすモノだから、父に車を借り、産まれるお子さんのモノと入院中のパジャマやら、色々買い出しに行ってきた。
 思えばぽんきちのときは、ほとんどお古を周りの人に貰ってしまったりして、恐ろしいほど出費が少なかった。ありがたやありがたや、と当時は思っていて、また彼女の用が済むとほかに回してみたりした。
 中には日本から運ばれてきてインディアナのご近所のところで現役活躍中、という洋服たちもある。先日ぽんきちのいとこに「あなたから貰ったお下がりの洋服は、今インディアナで白人の女の子が着ています」と言うと目をまんまるくしていた。日本のモノは縫製がしっかりしていていつまでも新品みたい!だからいいわ、とそのインディアナ母は言っていたが、それはきっとヨーロッパのブランド品ですね、きっと。義姉はいいものをくれていたのだ。
 ところが日本に帰国することになり、そうやって古いモノはインディアナのgoodwillに寄付したり人にあげたりしてしまったので、ぽんきちが赤子の頃に着ていた服やグッズは皆無なのだ。やはりどこかで帳尻が合うのか。お金かかるなあ。マタニティもいるだろうし。ああジャンパースカートと夫のTシャツだけで乗り切れたカリフォルニアが懐かしい。

 さて本日暑い熱い中出かけた先では祖母も私も「肌着が何枚・・・」とか「よだれかけが・・・」とか、ぽんきちは放ったらかし。
 時折元気に脱走しようとして「こらっ!走らない!」と私に叱られたりする以外は特にする(される)こともなく、退屈全開のぽんきち。
 久しぶりに見た新生児用の肌着の小ささに驚いて、ついぽんきちを呼んで当ててみたりしたが、そんなことしてもぽんきちが楽しい訳がない。小さいお風呂やよだれかけや、ほ乳瓶を見て「なんだそりゃー初めて見るけどー」って顔のぽんきち。
 ほ乳瓶をかざし「これなーんだ?」って聞いたら「お顔きれいきれいするやつ?」
 へえ、完全に忘れるもんだねえ。そりゃそうか。これは面白い。

 祖母は必死に「入院中はコレが要る」「あれが要る」と歩き回っているし、ぽんきちはついにはじけて走り出した。
 これはちょっとかわいそうだ、ととりあえず買う物をかごに投げ込んで、「君の秋物も少し買おうか」と声をかけると満面の笑顔。構って欲しいよねえ。
 しかしはしゃいだぽんきち、洋服のラックに突入、思いっきり顔に擦り傷を・・・。
 切ないし痛いし、わあわあ泣き叫ぶぽんきちを抱きしめると、細い腕が信じられない力で私にしがみついた。
 ぽんきちと言うのはわりと長泣きしない子で、転ぼうと血を出そうと、すぐにすっくと立ち上がって泣きやむのだが、最近色々とストレスが溜まっていたのだろう。ついに「あんよしない!ダッコ!ninaちゃん(仮名)にだっこ!!だっこ!!」と泣いて動かなくなった。
 祖母が寄ってきて「お腹痛くなるからだっこは・・・」と言うのを制し、しゃがんでそのままヨシヨシ5分。ぎゅうって抱きしめると、少し気が収まったのか、泣きやんで少し機嫌が直った。

 本日ぽんきちがGetしたもの、スカート、長Tシャツ、リンゴの絵がついた靴、それからとれたはずのおむつ。
 構って欲しいんだよね。うん。ごめんごめん。
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by bakiwan | 2007-08-26 13:52 | ぽんきちさんのコト