帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

まんばーえ、まんばーえ。

 インフルエンザがぽんきちを襲った。
 朝4時頃、やけに泣いてだっこダッコ言うので、ん?と思って手を伸ばしたら、凄まじく熱い。うわあ、移った、と瞬時に察して抱き上げた。汗と涙でべたべたになったおでこをぬぐい、熱を測ってみたらその時点で38度5分。
 私はその辛さを身をもって知っている最中なので、体痛いのだろうなとか朦朧としてるんだろうなと思っただけで涙が出そうになる。だって原因が私だもんな。
 こうなることがわかっていたからこそ、祖母の部屋に寝かせたりして私から離していたのだけれど、2歳児のこと、理解できるはずもなく、すぐに私の枕元に忍び込んで遊び始めたりしていた。

 さて朝になって病院にぽんきちを連れて行けば、そこは白いマスク軍団の山であった。流行っているのだ。タクシーの運転手さんは「今頃インフルエンザ?」なんて言っていたけど、こんだけ毎日テレビでタミフルの話してるんだからそりゃ流行ってるんだろう。どの子も辛そうに肩で息をしている。高熱って辛いよねえ。ゴホゴホも聞こえるし。子供の咳って、体全体で「辛いよぅ!!」って叫んでいるみたいで、本当にかわいそうだ。
 さてぽんきちはその時点で40度を超える熱を出しており、もう虚ろな視線を空中に泳がせている。診察室にはいるとすぐに座薬を入れられて元気に泣いたが、泣き声にも覇気がない。
 インフルエンザの検査をします、と鼻に綿棒を入れられてその時も元気に泣いたが、これは痛かったのではなく、鼻をいじられるのが嫌で泣いたと見た。そんなに奥まで行ってなかったもん。

 おかあさんはインフルエンザですね?はい、A型です、いついつ発熱があって今タミフル飲んでこれこれこうです。なんて事情聴取を受けたりしつつ、さていよいよ本題に入る。 
 発熱があってからある程度たたないと(陽性反応が)出ないかもしれないんですよね?と問うと、そうなんです、そこが問題なんです、とお医者さんは困った顔を作った。
 お母さんがインフルエンザと言うことは、たぶんぽんきちちゃんもそうです。ただ、この時点で「じゃあおそらくインフルエンザ」だからそうと仮定してインフルエンザの薬を処方するか、明日また来院して再検査するか、という話になっちゃうんですよ。
 とりあえず結果が出るまで30分、待合室で途方に暮れたりしていたが、そこがあんまり暖かくなくてねえ。なーんかあたしが寒気してきてるわけなの。うーん。解熱剤が効いてきたぽんきちは、苦しそうな息をしながらなんとか眠ってくれている。
 ぽんきちちゃーんと呼ばれて再度診察室に入ると、お医者さんはすぐに「出ましたよお母さん、インフルエンザでした」
 しかし出てくれてよかったです、逆に言えば、とお医者さんは言う。今この時点で反応が出ないと言うことは、これから出ると言うことだろうし、そうなるとそれから処方を始めなければならない。早めに処置を開始することが出来てよかった、と言うのだ。
 さて、その「処方」なのだ。
 「ご存じだとは思いますけど」またか・・・である。因果関係が立証されてないタミフルですね。

 2歳児の異常行動の例はないこと、異常行動を取っている子が、おおむね小学校高学年から中高生くらいであること、異常行動を取っている子が使っている解熱剤との関連性、など、すべてぽんきちには当てはまらない、と説明を受けた。要するに後は私が判断すべきコトなのだ。
 産んだときもそうだったけれども、これからもいろんな場面で親って「子供の運命どうしたいですか?」って札を突きつけられるんだろう。
 結果、私はタミフルの処方を受け入れて、ぐずぐず言う娘を眺めながら「がんばれよー、がんばれよー」と唱えていた。その声が聞こえていたぽんきち、小さい声で「まんばーえ」とささやいた。うん。ありがとう。私もまんばゆ。

 さて1日経過し、ぽんきちは祖母が買ってきてくれたイチゴをばくばく食い、熱も下がり、「おこーめしゃーん」も1膳半食べ、もずくつゆごと飲み、今は自分のいすによじ登っています。
 異常行動は全く見られません。むかんこ(ぶらんこ)をせがんでいますが却下です。
 ただ親子でおなか壊してちょっっと辛い感じです・・・。副作用だけはどうしようもないな。
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by bakiwan | 2007-03-05 14:52 | ぽんきちさんのコト