帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

3人のおじさんに笑われて帰ってきました。

 本日の午前中、所用のため、ぽんきちとお散歩がてら駅前まで歩いてきた。
 2月だっちゅうのに外は春爛漫、日当たりのよい所に咲く梅の木には真っ白な花が咲き乱れ、ばあちゃんに至ってはウグイスまで見かけたらしい。
 さて最近私が仕事でせかせかしているので甘えっ子になったぽんきち、散歩もすぐに「だっこ♪」などと明るい声を出されてしまうので警戒しつつ歩いていたが、なんとまあ30分もてくてくてくてく歩く歩く。ちゃんと「てって」を繋いで歩道を歩く。おおすばらしいハラショー、お前も成長しておるのだねえとしみじみ用事を済ませ、元気に階段を上り下りするぽんきちを見て、通りすがりの紳士が微笑まれた。こちらもにこり。ぽんきちは必死。
 さて駅前名物の鳩を「まてまてーぇぇぇぇ」と追いかけて鳩にいやがられた後、もう2時間近くも外で歩いて遊んでいるので「そろそろおうちに帰ってお昼食べよう」と促すも拒否。いやむしろ拒絶。口を固く結んでちぎれんばかりに首を振られてしまった。
 しかし私もとっとと帰って飯を食わせて昼寝させないと、仕事が出来ないのである。ごめんなあぽんきち。親の都合なのです。だから帰ろう。
 必殺「だっこしますか?」にも首を振るので申し訳ないけれどごまかしだまし、抱えるようにしてその場を去ろうとすると、抱かれる肩越しに「とっとおおおおおおお(鳥の意)!!!」ひえええ、参りました。
 やっとこさ機嫌を直して家路に着いたが、今度はもう疲れ果てて歩けない。いやたぶん歩けるんだろうけどきっと機嫌がどことなく悪かったと思われる訳で。
 しょうがない・・・「おんぶにしてください・・・」と非力な母親が仕方なくしゃがみ込むと、にやりと笑って背中にしがみついた。ちきしょー足下見やがって。
 私も少々疲れたりしていたので、立ち上がるときに一瞬ふらつき、「おもっ」と呟くと、これまた通りすがりのおじさまが「おっ、だいじょうぶかい」と苦笑された。ぶっちゃけ大丈夫じゃないんですけどまあ、ええ、世間的には大丈夫って見せながら行こうと思います。
 歩いているうちにしがみつくのに飽きてきて、背中で遊び始めたぽんきち、歩いてくれりゃあいいんだけど、もう甘えっ子全開になってるからそんなコトは絶対しない。
 せめてちゃんと掴まっててよう、とつるつるすべるコートの上から背負い、信号待ちの間に「ちゃんと掴まってよう」「あんよだけじゃなくて手ってもぎゅってしてよう」とぼやくが返事がない。「ちょっとぉ聞いてんのぉ?お返事はぁ?」投げやりに問いかける母親に娘は元気よく片手をあげて「はぁい!!」くっそー・・・貴様・・・。
 一連のやりとりを背中で聞いていた通りすがりのおじさまその3、ついにこらえきれなくなって振り返って笑った。ああ・・・こうやって”恥ずかしい”に慣れて行くのね。

 結局信号を渡り切ったところで母親ギブアップ。するりと下ろして「無理です」とか細い声で告げたら、元気よく家まで歩いて帰りましたとさ。ケッ。
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by bakiwan | 2007-02-13 22:46 | ぽんきちさんのコト