ばあちゃんこ(2代目)
2007年 01月 13日
ぽんきちさんは日本に帰ってから、色々と習慣が出来た。
朝起きたら、きちんとフリースのかい巻きのチャックをおろし、最後に引っかかって私に「とって」と割とはっきり言う。取ってあげると嬉しそうに脱ぎ、高々と持ち上げてから布団の上に「ぽー!!!」と放り投げる。
朝ご飯を食べるまできっちり幼児番組を見て、最近は祖母に「あーよ(おはよと教えたがまだ言えない」」とご挨拶出来るようになった。
朝ご飯を食べるときは必ず彼女の号令で(私が「せーよ」お願いします、と言うと嬉しそうに手を合わせる)いただきますを言う。もちろんきれいには言えない。ましゅ!!だけを無理矢理会わせているだけの時が多い。
ご飯を食べ終わった後、彼女はたいてい仏壇に向かう。祖父の位牌に手を合わせ、お線香を私につけてもらってから祖父に「おはようございます、今日もご飯ちゃんと食べました」と一礼。時折りんを振り回そうとして私と目が合い、にやりと笑って逃げ出したりもする。
ばあちゃんはとても嬉しそうだ。
実を言えば、私がじいちゃんばあちゃんこだった。若い頃に私を産んで、わりとあくせく働いていた母親の代わりに体の弱かった私の面倒を、それはそれはナパームさえも跳ね返すような箱に入れて大事に育ててくれた。
私が北海道から内地(ってさすがにもう言いませんか?)に引っ越した小学生の時、じいちゃんは私だけでも北海道においていけ、と無理を言ったりしたらしい。ばあちゃんはそのとき「そんな母親から離すなんて馬鹿な話はない」と言ったというが、実はもしかしたら私を手元に置いておきたかったりもしたのかな、と思う。
そのばあちゃんが、今ぽんきちに、きっと小さかった私にそうしたように、古い歌や、遊びを教えてくれている。
おかげさまでぽんきちも立派なばあちゃんこだ。それは曾祖母であるけれども、ぽんきちにはきっとあまり関係がない。
今日も9時を過ぎて「もう寝ます!!」と宣言する母親から逃れ、目をこすっているくせにばあちゃんの膝下に逃げ込んだ。明日も昼、ばあちゃんにりんごをせがんで剥いてもらうんだろうと思う。
朝起きたら、きちんとフリースのかい巻きのチャックをおろし、最後に引っかかって私に「とって」と割とはっきり言う。取ってあげると嬉しそうに脱ぎ、高々と持ち上げてから布団の上に「ぽー!!!」と放り投げる。
朝ご飯を食べるまできっちり幼児番組を見て、最近は祖母に「あーよ(おはよと教えたがまだ言えない」」とご挨拶出来るようになった。
朝ご飯を食べるときは必ず彼女の号令で(私が「せーよ」お願いします、と言うと嬉しそうに手を合わせる)いただきますを言う。もちろんきれいには言えない。ましゅ!!だけを無理矢理会わせているだけの時が多い。
ご飯を食べ終わった後、彼女はたいてい仏壇に向かう。祖父の位牌に手を合わせ、お線香を私につけてもらってから祖父に「おはようございます、今日もご飯ちゃんと食べました」と一礼。時折りんを振り回そうとして私と目が合い、にやりと笑って逃げ出したりもする。
ばあちゃんはとても嬉しそうだ。
実を言えば、私がじいちゃんばあちゃんこだった。若い頃に私を産んで、わりとあくせく働いていた母親の代わりに体の弱かった私の面倒を、それはそれはナパームさえも跳ね返すような箱に入れて大事に育ててくれた。
私が北海道から内地(ってさすがにもう言いませんか?)に引っ越した小学生の時、じいちゃんは私だけでも北海道においていけ、と無理を言ったりしたらしい。ばあちゃんはそのとき「そんな母親から離すなんて馬鹿な話はない」と言ったというが、実はもしかしたら私を手元に置いておきたかったりもしたのかな、と思う。
そのばあちゃんが、今ぽんきちに、きっと小さかった私にそうしたように、古い歌や、遊びを教えてくれている。
おかげさまでぽんきちも立派なばあちゃんこだ。それは曾祖母であるけれども、ぽんきちにはきっとあまり関係がない。
今日も9時を過ぎて「もう寝ます!!」と宣言する母親から逃れ、目をこすっているくせにばあちゃんの膝下に逃げ込んだ。明日も昼、ばあちゃんにりんごをせがんで剥いてもらうんだろうと思う。
by bakiwan
| 2007-01-13 00:05
| ぽんきちさんのコト