帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

気がつけばもう8月がそこに。

e0043258_7362598.jpg 去年の今頃、私はやっと悪阻から解放され、祖母や母から歩け歩けと言われ、夕方の涼しい時間を見計らってうろうろしたり、海岸線をうろうろしたりしていた。
 プールで泳ぐのも少しくらいならいいだろう、などと冷たい水に驚いたり、奇しくもテレビでは某北島君が「きもちいー!!」なんて言って居るんで、ついつられて全力で泳いじゃったり。
 あのころおなかでぽんきちは、もう動いただろうか。やっと弱々しくおなかを蹴り始めた頃だったろうか。
 まだ生まれていない娘がどんな顔してるんだろうとか、どんな声だろうとか、とりあえずちゃんと出てくるんだろうなとか、不安や期待が具体的に浮かび始めた頃だ。

 今、夜9時17分。ぽんきちはベッドで大の字になってぷうぷう眠っており、台所では彼女が明日の朝がっつく予定の野菜スープがコトコト言っている。去年は同じナベで、私がすするスープを煮ていたのだ。
 なんて事だろう、私が母親になっている。

 世の中ってのはいろんな事があるもんだ。
 ありがたいことにぽんきちは健康優良児で、転んでも転んでも立ち上がって伝い歩きの特訓に精を出すカワイイヤツである。親の手をさほど煩わせることなく、好き嫌いも殆どせず(どうやらアメリカ食はあまりお好きでないようだが)、にこにこと寝っ転がっている私の鼻に食らいつき、私の手を持って、何が楽しいのがゲタゲタ笑う。
 気がつけばリビングはおもちゃだらけで、そろそろおもちゃ箱を買ってこないと収拾がつかない事になった。

 いつかは私がそうだったように、さっさと一人暮らしを始め、仕事に行き、親の知らぬ間にイッチョマエの恋などして、傷ついたり、笑ったりするようになるのだろう。
 傷ついた彼女を見たら、私はどうしても手をさしのべたくなってしまうだろうが、私の母がそうしたように、私も、「てめえのケツはてめえで拭きな」と言えるような親になろうと思うのだ。

 だけどせめてもうちょっとだけ、夜中に布団をかけ直す楽しみを続けさせてくれよな。
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by bakiwan | 2005-07-29 07:35 | ぽんきちさんのコト