帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

疲労度、動物園<<<<<医者

 本日延期の末に決定した、ぽんきちの予防接種の日であった。
 朝から買い物を片付けてしまい、最近には珍しくじっくりお昼寝をしていただき、バナナとワッフルで慌てて昼食を取り、いざ決戦の場へ。
 帰るときにわあわあ泣いていることを想定し、すぐに着せて逃げ帰ってこられる、もしくは脱がなくてもスカートをまくればすぐ注射が出来るワンピースを着せられて、「ナーニおでかけぇー?」的な楽しい気分になっているぽんきち。騙すつもりはないけれど、そのまま楽しい気分で居てください。車の中でも一生懸命話しかけてきて、楽しそうで何より。でもちょっと後ろめたい気分。
 夏休み真っ盛りというコトもあり、決戦の場は合戦の場のごとく、小さい生き物がうようよ入り乱れている。小さいとは言っても上は12歳くらいまでいる。
 うようよいる小さい生き物にコーフンしたぽんきち、いきなりダッコを逃れ、お人形さんみたいな顔をした白人の女の子を注視している。引き気味で「ハイ」って言ってくれてたけどすいませんねうちの子が失礼しまして。
 私がペーパーワークをしているあいだ、脱出したぽんきちはまたしても注目の的。もう慣れたから好きにしろよと投げやりになっていると、あっちこっちで人の顔を見て回っている。失礼ですよアナタ重ね重ね。
 そのうち本日のターゲットと決めたらしい最年長らしき男の子の所に行って、話しかけ始めた。また年上の男に夢中。
 男の子はかわいそうに照れちゃって、どうしていいのかわからなくなって固まってしまった。一緒にいた兄弟らしき女の子と、お母さんはクスクス笑っちゃってる。ゴメンね、うちに帰ったら絶対晩ご飯の時にからかわれるね。
 「ごめんね、どうやら君が好きみたいなの」と私もよけいなことを言って、さらに困らせてみたりして。悪い大人だ。
 大混雑の病院で、あっちこっちの小さいのとリレーションシップを取れたのが楽しかったのか、すっかり興奮してはしゃぐぽんきち。ここが病院じゃなかったらもっと放し飼いにしてやるんだけど、どう考えても無理でしょ。
 抱きかかえてもするりと抜けだし、ちょっと遠ざかってはくるりと振り返りなにやら喋り、果ては私に向かって「ばっばーい」。そのたびにさささっと追いかけて捕まえて隅っこの椅子に戻る、を繰り返していたら、どうやら周囲の視線を独り占め。うわああああ恥ずかしいいいいい!!
 親たちが時折話しかけてくれるので、「はーい、は?」と促すもやるそぶりは全くない。ナニガシカの挨拶をさせなければと焦る私はとっさに「こんにちはってして?」と告げるとすぐさま反応。
 不器用におじぎをしたぽんきちを見て、皆さん喜んでいただけたようで。目的違う、今日は注射!
 いい加減待ってから名前を呼ばれたので、「time to screamだな!」とぼそっとつぶやいて抱え上げたらウケたウケた。そんなことしてる場合じゃないんだけど。

 そこではお膝に子供を乗っけて、スカートをまくって(ねらい通り)ぷすっと3発。思った通り「え、うそ、イヤ!いたああああああああいい!」になったが、恐ろしく手慣れたお医者さんで、前回の時のように診察台に乗せられることもなく、一気に終了。ダッコしたらぴたっと泣きやんだ。
 注射より、待合室の方が疲れるってどうなの。
 喉からからになって帰ってきて、私は麦茶、ぽんきちはご褒美カルピス(人生初だ)を与えられてご満悦。
 もうめんどくせえ飯はカレーだ!ってタマネギをフードカッターで刻んだら、そっちの音の方がぽんきちをよりいっそう号泣させたのだった。
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by bakiwan | 2006-07-06 16:37 | ぽんきちさんのコト