帰国して それなりに必死に生きております。


by bakiwan

父ちゃん俺は今猛烈に感動しているぜ!!

 それはかれこれ10年以上まえのお話。
 突然訪れた幸運な休暇が1週間強、ナニをするかな、と心は弾んだ。普段だったら間違いなくゲーム2つ3つ買ってきてナカマウチとうちに引きこもるんだろうけど、そのときはなんだかどこかでかけよう、と強く思っていた。
 と言うわけで、昼休みの間に私はHISに行き、北海道の祖父に電話して「戸籍抄本送って下さい」と頼んだのだ。祖父は驚いていたものの、私のそういう突飛な行動には慣れているので、笑ってすぐに区役所へ飛んでくれた。
 行き先は決まった、NY。理由はございません、他に「外国」をあまり知らなかったんス。
 戸籍抄本は祖父によって速達で届けられ、それから1週間できっちりパスポートはできあがり、10日後には私は機上の人となっていたのだ。
 ぶっちゃけ生まれて初めて成田行ったから間違って各駅乗っちゃったりして相当時間ぎりぎりだったけど、まあ取りあえずちゃんと飛行機にも乗れた。あんな長いフライト初めてだったから、飛行機の中があんなに足がむくんだりすることを知らずにストッキング履いて行っちゃったけど、取りあえずエコノミー症候群にもならずに生きて着いた。
 そんなわけでワタクシ、生まれて初めての海外旅行はNYなのである。4泊6日だったかなぁ。相部屋嫌です、って言ってちょっとだけお金足して一人部屋にして貰って、泊まったホテルはhotel Pennsylvania。今思えば、小娘の気まぐれにはちょっと贅沢だったかなあ。おめぇなんざmotel6で十分だと自分に思う。

 自分でもびっくりするほどアメリカの事なーんにも知らず、英語もなーんにもわからず、高校課程で習う英語のほとんどを忘却の彼方に追いやっていて、要するに聞けないし話せないし単語も知らない。無謀だったがそれが若さだ・・・うんうん。
 アメリカって言えばこんな岩とか自由の女神しか知らなかった。あとウルトラクイズね。歩いてたら突然「ハズレ」て書いた紙が落ちてる的な。
 そのようなバカオロカな小娘であったワタクシは、「取りあえずハンバーガーだろ、アメリカって」と何の予備知識もないくせに断言して、当時ホテルの並びにあったバーガーショップにおもむろに入っていったのだ。ハンバーガー屋なら指さしゃ食い物買えると思ったからさ。
 で、そのときにワタクシ大変感動したのだ。旨!!アメリカのチーズ旨!!

 多分チェダーチーズだったと思うのだけど、やたらとコクがあって旨かった。バンズもおいしかった。アメリカってハンバーガー旨いんだなやっぱ!って力強く思ったのだ。
 昨日の夜、ふと夫に「カリフォルニアとこっちではハンバーガーの味が違うんだって。明らかにLAよりNYよりもインディアナのハンバーガーは旨いって言ってたよ」なんて話を聞き、へーそうかい、旨いっつってもハンバーガーだしな・・・と鼻で笑おうとしてハタ、と思い当たったのだ。
 あのときのハンバーガ屋まだあんのかな!?あまりにも感動が大きかったから名前ちゃんと覚えてるし(ワタクシにとってこれは画期的な出来事なのです)!探せるんじゃね?

 じゃああん!! Roy Rogers って言うんですよー!
 今もちゃんとあったよ!味が落ちていないことを祈りつつ、一番近い店舗がオハイオであることを知り、ちょっと遠出の計画を立てているのであった。
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by bakiwan | 2006-04-26 07:21 | グダグダと。